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「高級な変り種を好む僕らは、
うまくいく」
都市のカルチャーに入り込む
〈ハイエンド・アーバンファーム〉Farm.One何百万もの市民と何万ものレストランがひしめき合う大都市の“地下”で、名前も聞いたことのないような数百の“変わり種”を育てるアーバンファームがある。ハイエンドな種類を育て、顧客もまた“ハイエンド好み”にロックオン。レタスやミニトマトなど馴染みある野菜の姿はない。なかなか強気なアーバンファームだが、それゆえ「都市文化」に入り込んで成功。ハイエンド・アーバンファーム〈Farm.One(ファームワン)〉の独自路線を根掘り葉掘り、紹介しよう。
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ベルリンから世界各地に
〈アーバンファーム・
ネットワーク〉を
はり巡らす。
最注目のスタートアップ「Infarm」が東京へ!
2019年には、ヨーロッパに1,000箇所の機能するファームを——気の遠くなりそうな話だが、彼らはすでに100のファームを設置し機能させ、さらに残り少ない年内中に、もう200を設置完了する予定だという。それも、すべてを室内に、だ。
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制限時間は72時間、
パブリックスペースを
クラフトせよ!
〈数日限りのDIY祭典〉は、
長いアーバニズムを
呼び起こす
「たった72時間でパブリックスペースは変えられる」と証明し、世界から注目を浴びた「72HUA」。だが、彼らの狙いは、“たった数日の奇跡”からはじまる〈現地の市民による、長期的なアーバニズム〉にある。世界各地で仕掛けた“72時間の祭典”はその起爆剤だ。
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クラフトビールが抱えていた
“ゴミ問題”。
その解決から見えてきた、
理想の都市生活〈シティ・サーキュレーション〉
クラフトビールがブームになって久しい。米国ではいまだ、一日一クラフトビール醸造所が誕生するペースだ。地ビールであるクラフトビールはその土地のシンボルにもなり、地域活性化にも一役買う。が、一つ問題を抱えていた。大量に捨てられる“麦芽”のカス、食料廃棄問題だ。
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